復讐ドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(フジテレビ系)でダブル主演中の水野美紀(51)と元日向坂46メンバー・齊藤京子(28)が11日、生バラエティー番組「ぽかぽか」(同)にゲスト出演。今やもうベテランとなった水野が受け継いだ、現場での〝田村正和イズム〟が明かされた。

 孫の幼稚園のママ友いじめが原因で娘を亡くした55歳の母(水野)が、全身整形で25歳の新米ママ(齊藤)に生まれ変わり、娘の復讐をするという同ドラマ。齊藤によると「水野さんの(クランク)インまでに結構2~3週間ぐらいあって、毎日2時間押しとか結構そういう日々だった」という。

 現場に合流した水野に、齊藤は切実な顔で開口一番「水野さん、毎日すごく(時間が)押してます。なんとかしてください。待ってました、水野さんが来るの」。現場のスタッフが使ったことのないカメラを使って手こずって…などの状況も時間が押した理由だという。

 芸歴30年近い水野は、時間を巻けるリズムに現場をもっていった。「できるだけ(現場に)入ったら立ち位置から動かないとか、(撮影)開始時間の5分前に行って圧をかけるとか…。〝うまく回ってないな~〟と思ったらいろいろ声を掛けたりして、ちょっと(時間を)巻けるように現場をしてて…」。

 結果、自分が合流してからは「何日か巻いたんですよ」と水野。齊藤も「水野さんがインした日に初めて巻いて、いや〝ホントにカッコイイ〟って思って…」と感謝した。

 水野は〝時間の巻き方〟の手法も説明した。

「チェッキングしてる間にスタンドインで演出部の人が(演者の)代わりに立ち位置に立ってたりして(照明を)調節したりするじゃないですか。そこをもうずっと立ってるんです、アタシが。そうするとセッティングができ上がって、本人を呼びに行く時間と、本人が来てちょっとまた微調整する時間が節約できるんですよ。そのチリツモでちょっとずつ…」

 そのテクニックは過去の共演者を見て学んだのか聞かれ、水野は「確かに先輩方でやっぱそういう(現場に)入るの早い方とか、昔…。そうですね…『古畑任三郎』出てらした、主演していらした…」と故田村正和さんの名を挙げた。

 水野は25年前、ホームドラマ「オヤジぃ。」(TBS系)で田村さんと共演、広末涼子と娘役を演じている。当時を振り返り「田村正和さんなんかは現場から動かない、楽屋に戻らない。ず~っとセットにいらっしゃる。(演者やスタッフにも)いいプレッシャーがかかって、で、後輩(俳優)たちも早く行きますし、現場に…っていうのはありました」と明かした。