フリーアナウンサーの長野智子が24日、文化放送「長野智子アップデート」で、高市早苗首相が所信表明演説で唱えた経済政策にツッコミを入れた。

 高市氏はこの日、就任後初の所信表明演説に臨み、経済政策については「強い経済」という言葉を連呼し、戦略的に財政出動すると主張。所得増と消費マインドの改善により、税率を上げずに税収増をめざすと訴えた。

 新首相の経済政策について、長野は「この失われた30年間でアベノミクスって金融緩和で、それこそ物価が上がる円安であるとか、株価の異常な上昇であるとか、非正規雇用が増えたりとか、格差拡大を生んできたわけじゃないですか」と分析し、「同じ方向性でやってどうすんだ?っていうふうに私は思ってしまうんですけど」と苦言を呈した。

 コメンテーターの青木理氏は「まったくそうですけど、ただ官邸の布陣を見るとほぼ安倍政権と同じような布陣ですね」とキッパリ。その上で「裏金の問題、旧統一教会との関係の問題…その他は蓋をしてしまうとか。経済政策も官邸の陣容もほぼ安倍政権と相似形なので、〝初の女性総理〟という新しさの一方で、内実は極めて古い政権だなという印象は強く受けます」と指摘していた。