お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明(45)が26日、吉本興業本部(東京・新宿)で開催された東京大学とのコラボによる「漫才ワークショップ」に参加。東大とNSC(吉本総合芸能学院)の生徒たちに漫才講義をした。
これは東大の体験型プログラムの一環。講義の後、お笑いサークル所属でもない東大生は、同年代のNSC生と即席コンビを組み、2時間半でネタを作り、合わせ、披露した。6組の中から石田が「特に振り切った」と石田賞に選んだのは、男女コンビの「NEO侍」。
久保春喜君(院生2年)の父親の職業・刀鍛冶に下ネタをちりばめた即興ネタで、その2つがうまく共存していたと石田は評価。緊張で声がやや小さめな東大生が多い中、久保君は「群抜いて声出てます」(石田)というのもよかった。
唯一、石田が欠点ポイントに挙げたのは、NSC生・たかざわ(23)が「デカパイ」を連呼するシーン。本人によると「アレをせずにきれいに終わるか、振り切ってデカパイを出すかみたいな二択」あったが、久保君が「どうしてもやりたい」とGOを出したという。
「今日すぐ帰って父親に『ありがとう』と。『刀鍛冶とエロの漫才で褒めてもらったよ』と。NSCの方と芸人さんの面白さを肌身に感じたといいますか、自分が研究室でやってるようなちんけなボケを見直すキッカケになりました。少しでも今日、面白くなれたらよかったなと思います」と久保君。
5回目の今回は、東大生とNSC生がコンビを組む初の試みだった。NSC生がコンビに入ることにより、東大生が〝あ、これぐらいの声出すもんなんや〟というのを何となく感じ、声のバランスが割と取れていた。石田は「それがやっぱすごくよかったなと思います」。
人前で何かを披露するのは、緊張するようで、小声だったり、自分が言うセリフが飛んでしまう学生もいた。
石田は「セリフは覚えなくていい。何をしたいのか、何を言いたいのかっていうことだけを伝えれば、全然大丈夫。セリフを一言一句覚えようとすると緊張しやすいし、真意が伝わりにくくなったりするんで、自分の思ってること、パッション(情熱)であったりだとか、そういうことを伝えるっていうことを意識するのが一番いいのかなぁと思います」と講師らしくアドバイスした。












