演歌歌手の水森かおりが7日放送のBS11「鶴瓶のええ歌やなぁ」(毎週木曜、夜8時)に出演し、一昨年に亡くなった八代亜紀さんの復帰曲として準備されていた「海の子なれば」の歌唱秘話を語った。
今年デビュー30周年を迎えた〝ご当地ソングの女王〟水森。紅白歌合戦に22回出場し、2007年に紅白司会を務めた笑福亭鶴瓶と当時の思い出話や紅白で歌唱した「ひとり薩摩路」を熱唱し、盛り上がった。
さらに、八代さんの復帰作として用意されていた「海の子なれば」を披露。武田鉄矢が作詞し、作曲を合田道人氏が担当した楽曲で、武田の番組にゲスト出演したことが、この曲の出会いだったという。
水森は「番組に私がゲストで出演させていただいて、『ご当地ソングを160曲以上、歌っているです』っていうお話をさせていただいたら、『あなたはその土地の神様に、見守られて歌えてる、あなたすごい歌手だよ』って言ってくださったんですね」と振り返る。
その時は「うれしい、がんばりますって言って。そこで収録は終わったんですけど、楽屋を訪ねてきてくださって、この『海の子なれば』っていう歌、実は八代亜紀さんに用意していた復帰作のものなんだけど、水森さんに歌っていただけないかって、直々に」と武田から歌唱依頼があったというのだ。
この依頼に水森は「光栄だなって思った」というが、「私と八代亜紀さんの声って全然、声質も違うじゃないですか。なんかこう、お声で、この歌が脳内再生されちゃうんですよ。勝手に。全然、私が歌う世界と真逆だし、そんな失礼なことはないなって思って歌えませんってお断りしたんです」という。
それでも武田から「ぜひ歌ってほしい」と強く押され、「これは私の歌というのではなくて、八代亜紀さんと聞く方々をつなぐ歌、結ぶ歌として、私が歌わせていただきます」と歌うことを決断した。
水森は「この歌を聞かれたときに、八代亜紀さんのステキな歌声とか、かわいらしい、優しい、温かい笑顔が聞いてくださる皆さまに浮かぶように歌えたらいいな」と思いながら歌っているとも語った。












