世界最高レベルの国際パンコンクールを運営するレ・アンバサドゥール・デュ・パン・デュ・ジャパンの安倍竜三理事長が28日、大阪市内で大阪観光局5月度記者会見に出席し「ベーカリー・エキスポ・ジャパン」(6月4~5日=大阪・関西万博・EXPOメッセ・WASSE)についてアピールした。

 同イベントでは、パン職人世界一の座を競う「ベスト・オブ・モンディアル・デュ・パン」を開催。焼き立てパンの販売なども行われる。今回、環境およびエネルギー問題解決への取組の一環として会場の映像・音響などに使用する電力としてカーボンニュートラルを活用するという。

 安倍氏は「製パンをするにあたって電力を非常に多く使うものですから、代替エネルギーでカーボンオフセットをしていくとか、カーボンニュートラルなパンのイベントは初めてかなと考えております」と語った。

 パンといえば、現在NHKで放送中の朝の連続テレビ小説「あんぱん」が思い浮かぶ。「アンパンマン」の原作者・やなせたかし氏とその妻・小松暢さんをモデルとしたフィクションドラマだが、安倍氏ならではのエピソードを明かした。

「実はアンパンマンの中に『米粉パンマン』ってのが出てくるんですけど、実は私の師匠の(パン屋・青い麦のオーナー)福森が米粉パンを開発して、原作者のやなせ先生から『書きたい』ということで依頼があった。その時にやなせ先生とお会いした。あの方、とにかくパンがお好きな方。ああいうアニメを書いてくださるってパン屋にとって、とてもありがたいことだと思ってます」と感謝をにじませた。

 最後に「おいしいパンを食べて、万博全体を盛り上げて『パン・ツーリズム』という形で大阪の観光活性化につながれば」と目を輝かせた。