テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が17日放送され、京都・南丹市立園部小の安達結希さん(11)が遺棄された事件を取り上げた。

 結希さんの遺体を遺棄したとして父親の安達優季容疑者(37)が16日、京都府警に逮捕された。番組では、容疑者の犯行は場当たり的な可能性があると紹介した。

 容疑者は遺体を複数か所移動したとされることについて、スタジオ出演した元警視庁の小比類巻文隆氏は「例えばの話だが、自宅にも家宅捜索が入った」と切り出す。

「(容疑者は)家の敷地内の蔵、倉庫に一時的にご遺体を放置した可能性もある。別荘地にも大がかりな捜査が入った。その場所もご遺体の放置場所として挙がる。それが容疑者の動きと連動しているのであれば、どうしていいか分からない状態で右往左往しているようなイメージが伝わってくる」と解説した。

 リモート出演した元静岡県警科捜研の中山誠氏も「場当たり的」と指摘。「本来、殺人の容疑者であれば自分のそばから遺体を離したい。さらに周りから見えないようなところに置きたいはず」と続ける。

 今回の事件では「最終的な(遺棄)場所が小学校から近い、しかも埋めていないということを考えると、証拠隠滅が不完全。リスクの高い、何回も移動させるというやり方は稚拙。言い換えると、思い切って大胆な行動に出る決断力もないし、どの程度運べば見つからないとか見通しも付かない。ためらい、逡巡(しゅんじゅん)もあると思うので、犯罪性が進んでいない容疑者が計画的に起こした事件ではないと考えられる」とした。