23日のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で次週予告が放送され、ヒロイン寅子(伊藤沙莉)の娘・優未(毎田暖乃)ら家族が麻雀卓を囲むシーンが見られた。

 この日は、法律婚を選ばずに結ばれた寅子と航一(岡田将生)に対し、寅子の明律大時代の仲間が法服姿で「判決」を言い渡す。夫も妻も姓を変えない結婚を認めるという内容だった。その後の祝宴は同窓会状態に。後日、寅子母子は航一とその継母、子供たちと同居するため実家を出る。ここまでは明るいムードだったが、航一が2人を迎えに家を出ると暗転。継母と子供は無言で、新たな家族を歓迎する雰囲気はない。そこに不安をかきたてる効果音がヒタヒタと流れた。

 予告では、航一の息子・朋一(井上祐貴)が冷たく「母親面はやめてください」と言い放つ場面や、「どうしても好きになれないの、この人たちが」との女の声。麻雀卓が何度か映り、「私が勝ったら、正直に話してほしい」「私が勝ったら、私が家を出る」と麻雀での賭けもうかがわせた。卓を囲んでいるのは航一と朋一、航一の娘・のどか(尾碕真花)、優未。寅子は「何で麻雀?」とけげんな顔をした。

 麻雀の話題が出たのは7月放送。寅子は新潟の裁判所勤務時代、弁護士の杉田(高橋克実)が同僚職員を麻雀大会に誘うのを目にする。出られないという職員の代役をルールも知らないのに申し出ると、〝女は麻雀なんか〟と断られる。〝性差別〟に寅子は憤慨。やる気をますます出して勉強し、航一が助ける。2人と杉田らが卓を囲む場面も。そんな母を見ていた優未も自然と覚えたようだ。

 折しも、麻雀には追い風が。NHKのウェブサイトは「マージャン 子どもに人気 プロリーグやマンガの影響」という特集を19日付で掲載している。「朝ドラ『虎に翼』で主人公・寅子が取り組んだマージャン(麻雀)」という枕詞でこのゲームを紹介。子供が通う教室やMリーグなどを取り上げた。

 より細かくなる麻雀シーンが、ついに家族争議の決着手段へとエスカレートか。予告編では「ロン。平和 一通」との男の声も。X(旧ツイッター)では、「一過性のものかと思った」とこのネタが続くことへの驚きのほか、「いきなり麻雀漫画始まりそうでもう楽しみ」などと期待する受け止めが投稿された。