ダンス&ボーカルグループ「TRF」が18日、東京・日本武道館でデビュー30周年記念ライブを開催した。

 昨年2月25日の東京・Zepp Haneda公演で、30周年記念イヤーがスタート。この日は締めくくりとなる同グループにとって、約25年ぶりとなる日本武道館のステージに立った。

 約8500人のファンを前に、ボーカルのYU-KI(57)は「30周年イヤーの締めくくりの日です! 大事な日に全国からこんなにたくさん集まっていただいて本当にありがとうございます」と感謝。「30周年は本当に長いんですけど、皆さんが私たちの曲をずっと聴いてくれたり、ライブに来てくれたり、カラオケで歌ってくれたり、お家の中に私たちの曲があったりして、私たちはここに立てています。ありがとうございます…」と声を詰まらせると、温かい拍手が送られた。

 こぼれそうな涙をこらえながらYU-KIは「泣いてないし! 泣いたことないし! 私が泣くと思ってる?」と強がりつつも、ファンからの優しい声援に「泣いたことはないんです…ウソだけど。やっぱこの言葉(感謝)を言うとグッと来ますよ。やっぱりみんなの顔を見ると、(涙をこらえるのは)無理でしたね。本当にありがとうございます。うちのファンは本当に温かいんだよね」と〝感涙〟した。

日本武道館でデビュー30周年記念ライブを開催した「TRF」(左からCHIHARU、SAM、DJ-KOO、YU-KI、ETSU)
日本武道館でデビュー30周年記念ライブを開催した「TRF」(左からCHIHARU、SAM、DJ-KOO、YU-KI、ETSU)

 同グループは1993年2月25日にメジャーデビュー。「CRAZY GONNA GRAZY」(1995年)や「BOY MEETS GIRL」(94年)などミリオンヒットを連発し、1990年代の音楽シーンをけん引。メンバーのYU‐KI(57)、SAM(62)、CHIHARU(56)、ETSU(59)、DJ KOO(62)の変わらぬ5人で駆け抜けてきた。

 この日は、約160万枚の大ヒット曲「CRAZY GONNA GRAZY」や、NHK紅白歌合戦初出場曲「BOY MEETS GIRL」、そして、日本レコード大賞曲「Overnight Sensation~時代はあなたに委ねてる~」など全22曲をパフォーマンスした。

 中盤では、YU-KIが「新曲をリリースします! 今夜、この日本武道館で初披露します!」と言うと、大歓声が起こる。祝福の声が届く中で、約15年ぶりとなる通算32枚目のシングル「TRy the Future」(3月20日発売)を初披露した。

 アンコール冒頭では、〝生みの親〟である音楽プロデューサー・小室哲哉氏が、「TM NETWORK」のツアー中で不在だったが、動画でお祝いコメントを寄せるシーンも。「YU-KIは「31年目で頑張るぞ~!」と、早くも先を見据えた。