「タマ&飛鳥」結成へ!! 薬物騒動に揺れる人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(飛鳥涼=55)の復帰計画に、カリスマミュージシャンが協力していることが、本紙の取材でわかった。その男とは、古株ロックバンド「安全地帯」の玉置浩二(55)。音楽関係者によると、玉置は芸能活動再開の見通しの立たない親友・飛鳥のため、コラボを提案したという。既に新曲はレコーディングされたようで、リリースされれば、まさかの「TAMAKI and ASKA」結成となる。
本紙匿名スクープに端を発した昨夏の飛鳥の薬物疑惑は、「週刊文春」の「シャブ&飛鳥の衝撃」で大騒動に発展。ミリオンヒット歌手の覚醒剤中毒疑惑と、反社会的勢力との恐喝トラブルは、ファンらを騒然とさせた。
飛鳥は疑惑否定のコメントを出して騒動の幕引きを図ったがその後、事務所の承諾なく「週刊文春」のインタビューに応じたため、現在は芸能活動を自粛している。
ワイドショー関係者の解説。「昨年12月に発行されたファンクラブ会報では、『2度も週刊誌で世間を騒がすことになってしまい、本当に申し訳ありません』と謝罪する一方、『創作意欲がどんどん高まってくる』『一種のショック療法』と騒動をポジティブに捉えていますね」
実は、飛鳥がやる気になっている背景には理由があった。それが玉置の存在だ。もともと玉置と飛鳥は同じ1958年生まれで、親交も深い。昨年6月、飛鳥が「一過性脳虚血症」として休養を発表した時も、玉置は「焦らなくていいよ。ゆっくり休んで元気になったら、また一緒に歌おう」と手紙を送っているほど。そして、その約束がついに果たされたという。
<次のページへ:「迫力あるメロディーに仕上がっています」>
玉置の知人の証言。
「2人がコラボすることになったんですよ。玉置の要請に、飛鳥はもちろん快諾しました。2人のほとばしる情熱で、楽曲作りは緊張感に包まれていたようです。作詞、作曲もトントン拍子に出来上がり、かなり迫力あるメロディーに仕上がっていますよ」
飛鳥の「週刊文春」インタビューで、有名ミュージシャンとのデュエットソングを記者が聞かされているくだりがあるが、どうやらそれは玉置の可能性が高い。それにしても、カリスマが応援に駆け付けたとなれば、飛鳥としてもこれほど心強いものはないだろう。
「玉置さんはエキセントリックな言動で知られますが、基本的には仲間思いのいいやつ。例えば、昨年10月に桑名正博さんの一周忌ライブに飛び入り参加し、息子の美勇士と桑名さんの名曲『セクシャルバイオレット№1』を歌いましたよね。この時、美勇士側は玉置さんに声を掛けましたが、本当に来るかどうか当日まで分かりませんでした。でも玉置さんはおとこ気を見せてライブに来たんです」(音楽関係者)
さて、コラボは事実なのか。飛鳥の所属事務所に聞いた。
――玉置さんと曲を作ったのは事実か
「(しばし沈黙)それは誰から聞きました? 今は未定の話です」
――未定ということは作ったけれどリリースされないということ
「今はお答えすることはできません」
――飛鳥さんの芸能活動再開の見込みは
「再開はします。ただ、今はどうしようかという状況です。今年中? 今のところハッキリとは答えられませんね」
――飛鳥さんの体調
「回復の方向ですよ」
――改めて聞くが、覚醒剤を使用したとする一連の報道について
「本人も申しますように、事実ではありません」
本紙は20日、飛鳥の自宅も直撃したが、インターホンを押しても誰も応答することはなかった。異色デュオ「TAMAKI and ASKA」は日の目を見ることはあるのか。コトの推移を見守りたい。