映画監督、脚本家の是枝裕和氏(61)が26日、都内で行われた「国際交流基金×東京国際映画祭co―present『交流ラウンジ』企画 アジア映画の学生交流 マスタークラス」に出演。映像分野を志すアジア圏の学生や留学生を招待しトークショーを行った。
社会的な問題を取り扱った作品の多い是枝監督だが、自身を「社会派」と表現されることには抵抗があるという。「社会派って言い方が嫌いなの。特に日本の中で『社会派監督』ってくくられる監督たちの作品が、僕は実はそんなに好きではないもんだから。そこに含まれてしまうことを自分で望んではいないんですよ」と話した。
また、キャスティングについて学生から質問を受けると「いい役者」についても持論を述べた。
「役者で一番大事なのは、相手のセリフだったり芝居だったり、聞こえてくる音だったりに、どれくらい反応できるか。反応して自分の感情なりセリフなり行動なりを構築できるか。リアクションをする存在としてそこにいられるかどうかが基本的にすべてだと思う」と環境に合わせ対応する力が大事だと語った。
今後については「撮りたいと思って実現していない企画が10くらいある」と明かし、「監督の仕事がとても楽しいので今。このまま10年20年とやれればいいなと思います」と力強く宣言していた。











