7月に卒業するHKT48の本村碧唯(26)が同月7日に卒業フォトブック「未来の手前」(双葉社)を発売する。ダンスリーダーとしてメンバーを引っ張る一方、2代目チームKⅣキャプテンを務めるなど、精神的な支柱としても活躍。そんなグループ最後の1期生は今どんな心境なのか。このほどインタビューすると、卒業をもって芸能界を引退し、次の夢に向かうことを明かした――。

 ――ついにフォトブックを出す夢がかなった

 本村 私もいつか出せたらと思っていたので、最後くらいはわがまま言ってもいいかなとお願いして実現しました(笑い)。ずっとファンの方からも出してほしいと言われていたので、本当にうれしいです。

 ――「卒業旅行」をテーマに、2泊3日の山梨ロケを敢行。キャンプ好きで、テレビ番組で見事な火おこしを披露し「炎の番人」の異名もあった

 本村 久しぶりに火おこししたんですけど、ちゃんと火がついて楽しかったですね。番組で薪(まき)を割ってメンバーに「すごい!」とビックリされたことを思い出しました。撮影は仕事を忘れて本当に旅行をしている気分。アイドルになってからゆっくり過ごせることがなかったので、すごく充実してましたね。飛行機からしか撮ったことがなかったキレイな富士山もたくさん撮りました(笑い)。

ハートマークを作る本村碧唯
ハートマークを作る本村碧唯

 ――指原莉乃さん、村重杏奈さんら多くの卒業生の卒業メッセージもあり、“卒業アルバム”のような企画もたくさん。“最後の1期生”だからこそとも思える

 本村 大切にしてもらえている実感があって本当にうれしいです。

 ――7月17日に卒業コンサート(福岡サンパレスホテル&ホール)を控え、同月23日のHKT48劇場での卒業公演をもってグループを離れる。昨年11月に卒業を発表した時は「後輩にまだまだ伝えたいことがある」とも話していた

 本村(チームKⅣの)キャプテンも、後輩(松岡はな)に受け渡すことができて、近くで支えながら頑張ってこられた。落ち着いたころに卒業できるのはうれしいですし、しっかり受け継げたなって。(松岡)はなは心配性なタイプで、私がキャプテンになった最初のころにちょっと似ていて、「はななりのやり方で大丈夫だよ」とは伝えました。私もキャプテンになった最初のころは1人で頑張らなきゃと突っ走っていたけど、みんなが支えてくれるのを実感して気が楽になった。強く言わなくてもみんな分かってくれますから。

取材に応じる本村碧唯
取材に応じる本村碧唯

 ――これからのグループに期待すること

 本村 明るく楽しくてわちゃわちゃ感はなくさないでほしいとは思います。ただ、初期のころの楽曲はもうオリジナルメンバー全員が卒業してるときもありますから。伝統や雰囲気を崩さずにつなげていきたい気持ちはきっとあると思うんですけど、自分たちの表現で、楽しんで作っていってほしいなと思いますね。

 ――本村さんの今後は

 本村 芸能活動はもう続けないですね。ここで初めて言いますけど、もうしないと思います。

――違う夢を

 本村 ダンスを続けようと思っています。後輩たちのオーディションを見てきて、アイドルっぽくないダンスを見せて落とされた子もきっといたと思う。アイドルとしての踊り方や表現方法がある。いつかスタジオを持って、アイドルになりたい子たちのための教室みたいなのを開けたらいいなと思ってます。

 ――別のグループ楽曲の振り付けを担当したこともある。今後もHKT48に関わりたい希望もある

 本村 いつでも呼んでいただければ! HKT48は私の青春で、一緒に学んで成長してきた。小学校2年生からダンスをしてきましたし、私の経験を少しでも誰かの力に変えられたらうれしいです。

☆もとむら・あおい 1997年5月31日生まれ、福岡県出身。2011年7月にHKT48の第1期生オーディション合格。13年3月のデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」で初選抜。以降、選抜常連メンバーとして活躍し、2代目チームKⅣキャプテンを務めた。