ボートレース平和島のSG「第58回クラシック」は20日、準優勝戦を行った。

 準優12Rでは茅原悠紀(35=岡山)が2コースから1周1M→2Mと全速連打で2着を確保。節一級のイン土屋智則とBS並走する舟足の良さを見せた。「3日目からグリップ感と回り足の押し感が良くなっている。伸びもいい人とあまり変わらない。1Mは追い風の割にツケマイで前に進んでいたので悪くない。このエンジンを十分引き出せている」と仕上がりに納得の表情を浮かべる。

 優勝戦は6号艇。2014年12月の当地SGグランプリを制覇時と同じ枠番だ。「回り足さえしっかりしとけば平和島だけになくはない。ハンドリングとかスタートで失敗しないようにいいレースをしたい。6コースは全速でいいスタートの景色が見えている」。〝あの時〟を再現する条件はそろった。緑色のカポック姿で再び、Vゴールを駆け抜ける。