東京映画記者会(東京スポーツなど在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)が選考する「第65回ブルーリボン賞」各賞が決定し、二宮和也(39)が「ラーゲリより愛を込めて」「TANG タング」で主演男優賞を受賞した。
「ラーゲリ」は第二次世界大戦後、シベリアに抑留された日本人を描いた。
昨年2月には、ロシアがウクライナへの侵攻を開始。二宮は「編集し始めたら侵攻が始まって。狙ったわけではなかったけど、タイムリーになって。何で戦争をしてはいけないのか、などについてダイレクトに伝わったんじゃないかな」と語った。
最後のシーンでは、俳優の寺尾聰が二宮演じる山本幡男氏の息子として登場。2人はフジテレビ系ドラマ「優しい時間」(2005年)で親子役で共演していた。
寺尾の出演に「感謝しかないですね。『ニノが出てるんだったらやるよ!』という返事があって、感動しました」と感謝を述べた。
同ドラマでは倉本聰氏が脚本を担当。「倉本さんが『お前はめちゃくちゃいい演技しているのに、世の中から評価されていない! 俺がブルーリボン賞あげるよ』って言って、次の日にドラマの脚本に青いリボンを巻いて渡してくれて。だから、ブルーリボン賞をもらうのは2回目なんですよね」とちゃめっ気を見せた。
今回の受賞には「あの人が『あなたは頑張ったらもらえる人だから、頑張り続けなさい』って。本当だったんだと。腐らずに頑張ってきて良かったって思います」と心境を述べた。
劇中で主人公は咽頭がんを患い、ボロボロになっていく。二宮はその様子を演じ切ったことなどが評価された。
映画関係者は「二宮さんは瀬々敬久監督から病気になっていく役柄について説明された。役作りのため、もともと細身の体を10キロ近く落として撮影に挑みました。強制収容所に抑留される役柄ということで、大好きな酒を我慢して、喜びを味わうことができないようなストイックな環境に身を置いたそうです」と明かした。
役作りにもかなり力を入れていたようだ。












