お笑い芸人のラサール石井が21日、ツイッターを更新。林芳正外相の“仮定の質問”に対する対応を批判した。

 20日の衆議院予算委員会で、共産党の宮本徹議員は「米軍が中国へ攻撃を行う際、在日米軍の出撃を日本が認めるのは日中平和友好条約に反するのではないか?」と質問。これに対し林外相は「仮定の質問に答えるのは差し控える」と対応した。

「仮定質問には答えない」はよく見かけられる政府側の回答だが、ラサールは「仮定の質問に答えられないのなら、仮定の戦争に対して軍備を拡張するのもやめてくれ」とこうした対応にうんざりした様子だ。

 政府は防衛費について2023年度から5年間の総額を43兆円程度とすることを閣議決定。現行の計画から1・6倍に積み増す。中国による軍備拡張などを想定している。