国内最大の同人誌即売会「コミックマーケット１０１（通称・コミケ）」が３１日、東京ビックサイトで開催。サークル参加していた俳優の松田悟志（４４）に話を聞いた。

　松田は「仮面ライダー龍騎」（２００２～０３年）に「秋山蓮・仮面ライダーナイト」で出演。今年から個人で創作・販売を行う同人活動を行っており「きっかけは龍騎の２０周年で何かやれないかと考えていた。その中で、同人誌を出しながら全国のファンに直接お礼をしたいと思うようになった」と振り返った。

　作品の内容について「自叙伝とライトノベルを作成している。自叙伝のほうは、共演者との特別なエピソードを入れるようにしている」と説明。

　北海道から、沖縄まで全国を回っており「コミケのような大きなイベントだけなく、３０サークルほどの小さなイベントにも参加している」と精力的な姿を見せ「中には会って感動し、泣き崩れる人もいた」と明かした。

　たくさんのファンと関わる中で「自分の仕事でこんなに喜んでもらえてよかった」と笑顔。「ファンに感謝を伝えようと始めたものが、逆にたくさんのものを与えていただいた」と語った。

　なお、松田はＢＳ―ＴＢＳの元旦特番「一度は行きたい！最強の朝日を望む旅（２３年１月１日２１時～）」に出演する。