元AKB48グループ2代目総監督で女優の横山由依が16日、ABEMAのニュース番組「ABEMA Prime」に初出演。芸能人の結婚報道への疑問を口にした。

 番組で初めてMCを務めることになった横山は「柏木由紀ちゃんが出演している回を見てきた。いろんな話をできればと思います」と意気込んだ。

 番組では採用面接や職場で結婚や妊娠の予定を質問された女性にフォーカス。会社と従業員が良い関係を構築するために求められる適切なコミュニケーションの形を取り上げた。

 面接の経験がないという横山だが「知人が採用面接の場で結婚や妊娠の予定はありますか?と聞かれた」と身近にもあるケースと紹介。「全員に同じ質問をしているならまだ理解できるけど、女性に対してだけ質問をして、男性には聞いていないというところが気になる。それに、信頼関係が築けていない(段階の)採用面接で、ストレートに質問してしまうことに違和感がある」と持論を述べた。

 横山は芸能人の結婚報道にも言及。「女性芸能人が結婚した時に、『妊娠はしておらず、仕事は続ける予定』と報道されるが、ここまで伝える必要は絶対にないと思う」と強調した。プライベートな部分に踏み込むことに「アルコール飲料の広告ができなくなったり、仕事に制限がかかる場合もあるので、仕事の関係者には伝える必要はもちろんあると思うが、すべての人に妊娠の可能性を伝える必要があるのか疑問に思う。いろんな事情があるのに、その報道が一人歩きしてしまうことが引っかかる」と疑問を呈した。