作家でタレントの乙武洋匡氏(46)が17日、ツイッターを更新。東京都・江東区で計画されている「赤ちゃんポスト」の問題に言及した。

「赤ちゃんポスト」は親が育てられない子どもを匿名で預かるもので、東京都江東区の医療法人社団が計画しているというが、同区の山崎孝明区長は「非常に難しい問題もある。簡単に赤ちゃんポストという制度をやっていいのか」などと難色を示している。

 乙武氏は朝日新聞の記事を引用し「医療法人だって『簡単に』やるわけではないし、親だって『簡単に』預けるわけではない」とそれぞれ難しい事情があることを指摘。

 その上で「『やむにやまれぬ事情』に思いを馳せつつ、誰も利用しなくて済む社会にしていくことが私たちの責務であるはず」と社会全体で解決していく問題であることを強調した。