27日に日本武道館で執り行われた安倍晋三元首相の国葬は、司会進行をフジテレビの現役社員である島田彩夏アナウンサー(48)が務めた。政府主催イベントで、報道機関としての公平中立性から異論も出た。
島田氏が司会を務めるのは国葬前日に判明し、永田町では「島田アナはフジを辞めてフリーだったっけ?」「なぜ島田アナが大抜てきされたのか?」とザワついた。
元フジアナの菊間千乃氏は「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、「フジを代表する報道アナで、〝失敗しない女〟の印象で安定感がある。安倍総理にインタビュー経験があるので選ばれたのでは。現役がやるのはびっくりした」と話し、MCの羽鳥慎一も「NHKだったらですけど民放のアナはなかなか。よく受けたな」と反応。菊間氏が島田アナに連絡したところ、「びっくりしていた」と本人も驚いていたという。
起用は葬儀事務局側が過去の安倍氏との関係性らを考慮し、島田アナに指名があったという。「安倍元首相とフジサンケイグループは強固な関係で結ばれていましたから納得のいくところ。ミタパン(三田友梨佳)やショーパン(生野陽子)クラスでは荷が重く、ベテランの島田アナに白羽の矢が立ったのでは」(永田町関係者)
フタを開けてみれば、島田アナはそつなく司会進行をこなし、約700人の海外要人が参列した中、流暢な英語で、大役を務めた。
そのフジは安倍氏に寄り添った番組も話題になった。中継では、式序盤に流れた安倍氏生前の8分間の映像を他局はCMを差し込んだ中、フジは完全中継。岸田首相や菅義偉元首相の追悼の辞でも追悼文を事前に把握したうえでのテロップ付きで、他局を圧倒した。
ネット上では島田アナの起用とともに見事なまでの安倍氏のお見送りに国葬ではなく、〝フジテレビ葬〟とも揶揄されるほどだった。












