“日本一のフェロモンアナ”としてグラビア界のトップを走る塩地美澄(40)が16日、写真集「瞬間(トキ)」(竹書房)を発売する。今後1年間のグラビア作品販売スケジュールはビッシリ詰まっている超売れっ子にとって、心の底からの「自信作」だ。6月に40歳を迎えて心がパッと軽くなったという塩地に話を聞いた。

――自身で付けたタイトルの「瞬間(トキ)」に込められた意味は

 塩地 今回、撮っていただいたカメラマンの橋本雅司さんと事前打ち合わせをした時、「塩地美澄のいまの一瞬一瞬を切り取って、私のことを押し上げられる1枚にしたい。そういう瞬間を撮りたい」と言っていただき、本当に感激しました。一瞬一瞬って刹那的なものがあると思うんですよ。特に自分もいつまでこのお仕事ができるか分からない。女性としてこの一瞬というのは今しかないと思うので、そこを本当に切り取っていただいたという感じがものすごくありました。

 ――40歳になって初の写真集

 塩地 生きていて一期一会の大切さ、人との一瞬一瞬の大切さをものすごく感じていて。タイトルの「瞬間(トキ)」というのは応援してくださる皆さんとの一瞬一瞬を大事にして、これからも大切にしていこうねということで、タイトルを付けました。

 ――出来栄えは

 塩地 私の新たな1ぺージが開けるんじゃないかなという1枚1枚が重なっています。本当に自信作ができましたね。すごく新しい自分を表現できたんじゃないかなと。これは塩地美澄の新たなフェーズに入れたなと実感があるんです。目の前に何が見えるか分からないんですけど、何か見える気がするというか。すごく期待していますね、この1年。
 ――改めて40歳を迎えて

 塩地 40歳になる前は想像ができない怖さみたいなのがあったんですけど、周りの方から「40歳にしては心身ともに若いね」と言っていただける機会が非常に多いので、胸を張って40歳と言いたいな、と言えるようになったかなという感じですね。これまで普通に第一声で年齢を聞かれる機会がちょっと多いなと思っていたんですよ。男性からも女性からも。〇歳と言うと、急にみんなが敬語に変わるんですよ。距離を置かれるというか、女の子からも急に先輩扱いされる。だからしばらく年齢を言うのがはばかられる時期があって、勝手に気になっていたというのがあったんですが、いまは自分から40歳ですと言って人間関係をつくっていく方がいいなと思います。

 ――40代になってやってみたいことは

 塩地 グラビアのお仕事が1年後くらいまで埋まっていて、何かに生かしたいなと思ったんですね。自分でアパレルをつくって撮影に臨んでみたいなと。いま鋭意作製中です。

 ――結婚の予定は

 塩地 常に結婚願望はあります。事務所からも「いつでもいいよ」と言われているんですけど、まだそういう段階ではないですね。結婚相手を見つけております。まだ相手がなかなかという感じですね。

 ――好みの男性のタイプは

 塩地 自分のことを理解してくれる方がいいですね。お互い忙しいと思うんですけど、そういう中でも器大きく包み込んでくれる方がいいです。

☆しおち・みすみ 1982年6月26日生まれ。北海道出身。国立小樽商科大学卒業後、2006年に秋田朝日放送に入社しアナウンサーとして活躍。14年に退社し、芸能活動を開始した。16年からグラビア活動にも進出。写真集やDVDなどは常にトップクラスのセールス。趣味はワインやゲーム、スポーツ観戦。身長165センチ。17日に東京・書泉ブックタワーで発売イベントを行う。