【今週の秘蔵フォト】1980年代から90年代にかけてトレンディードラマの「女王的存在」が浅野ゆう子だった。61歳になった現在もその美貌とスタイルは健在である。1974年10月27日付本紙では、何とデビュー当時のまだ14歳だった浅野のインタビューが掲載されている。

 当時堀越学園中等部2年。同年5月に「とびだせ初恋」でデビュー。8月発売の第2弾「恋はダン・ダン」がヒットしている最中で、この曲で同年のレコード大賞新人賞を獲得。14歳ながら人気ドラマ「太陽にほえろ!」のお茶くみ役としてもレギュラー出演しており、一気にブレークした。

 見出しは「足長お嬢さんはあわてん坊」。その通り身長165センチで所属事務所は「股下」ではなく「腰骨から99センチ」とすらりとしたプロポーションを強調していた。

「足のトレーニングもずいぶんしました。やり方ですか? あの、あおむけに寝るでしょ。両足を押さえて45度の角度で足を上げるんです。50秒ずつ5回を毎日。引き締まって形がよくなるんです」と笑顔を見せた。

「あわてん坊」のエピソードとしては、水着撮影を終えた際にトイレで着替えていたところ、下着を落としてトイレに流してしまった。次の仕事の時間も迫っており、思わず悲鳴を上げると女性マネジャーが駆けつけ、急いで車を飛ばして下着を買ってきて、次の仕事場に向かったという。

「よく『一丁前のことを言って』と言われるんですが、何が何でもヒット曲を出してスターになりたいんです。離婚してスナックをやりながら育ててくれた母を一人ぼっちにしたくないの。早く一緒に暮らしたいんです」と上昇志向と同時に泣かせる言葉を語っている。

 その熱意がかなって76年には「セクシー・バス・ストップ」が大ヒット。80年代に入ると様々な企業でCMに起用される超売れっ子モデルとなる。

その後は数々のドラマで「いい女」の見本のような役を演じ、時代を代表するトレンディー女優へと成長を遂げた。