ボートレース平和島の「マクール杯 ヴィーナスシリーズ第2戦」は15日、開幕する。前検日の14日はエンジン抽選、スタート特訓などが行われた。

 初日メイン12R「ヴィーナスドリーム」は昨年末の福岡PGⅠ「クイーンズクライマックス」の覇者で、当地通算6Vを誇る田口節子(41=岡山)が1号艇で登場する。「足併せをしていないし、足はよく分かりません。班の比較もよく分からなかった。ペラは片面だけ叩きました」と前検は参考外といった感じだが、当地の調整は熟知しており、しっかり合わせてくるはず。今節もV本命だ。
 
 一方、いやが応でも注目を集めるのは山崎小葉音(21=群馬)だ。前日の13日、2度の賞金王に輝き、SG通算11Vを誇る「ボート界の貴公子」と呼ばれたスターレーサーの父・智也氏の現役引退が発表された。衝撃のニュースから一夜明けて平和島に登場した山崎は「引退することは父が引退届を出したあとに聞きました。びっくりでしたね。早いなって。まだ選手を続けてもらいたかったけど、しょうがないですね。お疲れさまって感じです。今節は父の分まで頑張ります。きっと家で見てくれていると思うので、しっかり活躍したいです」と父の引退に際した気持ちを打ち明け、奮起を誓った。

 エンジン抽選で引き当てた10号機は前節優出4着の好調機で「足は悪くないと思います。スタートがしやすかったし、班の比較も悪くない。感触は良かった」と前検気配も上々。頼もしい相棒を得て気合も十分。今節は智也の思いを引き継いだ小葉音の熱い走りに期待したい。