ピンクのド派手衣装に身を包む異色のトランスポップロックバンド「ジュリアナの祟り」がこのほど、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れ、ワンマンライブ「バブル賭博FINAL」(12月18日、東京・渋谷TSUTAYA O―WEST)をPRした。

 昨年3月、BSフジの番組「ビートたけしの等々力ベース」で各界の売れない人を集め、たけし本紙客員編集長が改名し、負の連鎖を断ち切るという企画に応募。たけしから「お前ら、祟りだな」と命名された。

 メンバーは伝説のディスコ・ジュリアナ東京を知らない24~31歳だが「現代版ジュリアナ東京をコンセプトにバブルを呼び戻す」(リーダーの江夏亜祐)を合言葉に最新曲「バブリー革命」などで話題を集めている。

 紅一点のボーカル・蕪木蓮(かぶらぎ・れん)は白い肌と巨乳で「カブパイ」とファンから呼ばれる。中臣鎌足の子孫という変わり種だが「自称91歳のおばあちゃん。赤ちゃん言葉も話すので“バブらぎ”とも呼ばれてます」と不思議な設定だ。

 地毛でちょんまげヘアのベース・矢島銀太郎は「お客さんを驚かせようとして始めて、今では日常生活もこのままです」と皆、個性豊か。ビジュアルと中毒性のある音楽でブレークするか。