世界3大ミスコンテストのひとつ「ミス・ワールド」の日本大会が14日、都内で行われ、帝京大学外国語学部4年の中川知香さん(22)がグランプリに輝いた。中川さんは日本代表として11月から始まる世界大会に出場する。

 応募総数6820人の中からグランプリに輝いた中川さんは「うれしくて泣いたのは今日が初めて。いつも悔し涙だったので」と目を赤くした。

 新潟県中越沖地震(2007年)で被災し、ボランティア活動の大切さを痛感。社会貢献活動にも力を入れる「ミス・ワールド」に興味を持ったという。

 将来の目標については「今後はモデルだけでなく女優としても活躍していきたい。上戸彩さんのような、男女問わず幅広い世代に愛される女優さんになりたい」と話した。

 またこの日はミスターコンテスト「ミスター・ワールド」の日本大会も同時開催。グランプリに選ばれた山ノ内ジャンさん(27)は父が日本と米国のハーフで、母がスペインとフィリピンのハーフだという。「4か国の血が混じっているので、違う意味でミスター・ワールドです」と会場を沸かせた。