17日に放送されたフジテレビ系「バイキング」では、横綱稀勢の里(32)の引退を特集した。

 稀勢の里は16日、東京・両国国技館で会見を開き、現役引退と年寄「荒磯」の襲名を発表。「私の土俵人生に一片の悔いもございません」と話し、何度も涙を拭った。

 この発言に、元日本相撲協会外部委員を務めるやくみつる氏(59)は「その言葉の前に『横綱として期待に添えなかったことに非常に悔いが残る』と言っている。2つの矛盾した表現です。本音はむしろ悔いがあった方にあると思う」と推測。続けて「そういう自分に言い聞かせるように、自分に自分でけじめをつけるために『悔いなし』という言葉を用いたのだと思います」と語った。

 スポーツジャーナリストの小林信也氏は「こんなに本人もファンも悔しい思いを残して引退というのは、記憶にないくらいですね」と横綱の無念を思いやった。