飲酒運転により韓国1部全北から契約解除となったMF邦本宜裕(24)の呆れた行状を韓国メディアが〝暴露〟した。

 邦本は8日に飲酒運転のため警察に摘発され、全北から契約を解除された。韓国では現役Kリーガーによる愚行に大きな注目が集まったが、普段から素行が悪かった様子を韓国メディアが報じた。

「スポーツソウル」は「実は邦本は全北にとってジレンマだった。実力はあるが私生活が問題だったからだ。邦本は頻繁な飲酒のためにコーチングスタッフや選手たちからたびたび自制するよう求められていた。だが、彼は自分の思うがままに行動し続け、さらに練習を無断で欠席するなど規律を破っていた。チームの雰囲気を損なう〝主犯〟だった」と厳しく糾弾。日常的に問題行動を起こしており、トラブルに発展するのは時間の問題だったというわけだ。

「その結果、邦本は事件を起こしてチームから離脱した」と呆れた様子の同メディアは「さらに自分を応援してくれた多くのファンがいる全北に関連する投稿をSNSから突如削除して、より大きな失望感を生み出した」と指摘。邦本は最近、自身のインスタグラムから全北に関するすべての投稿を削除。「まるで全北との縁を最初からなかったようにしようという考えが見える。全北にとっては色々と悲しいエンディングだ」と邦本の〝喧嘩別れ〟の姿勢を批判した。

 ただ、今後の去就については捨てる神あれば拾う神ありのようで「全北との契約解除後、Kリーグの一部チームが邦本の去就に関心を示している」と同じKリーグ内でまさかのオファーがある様子。しかし全北関係者は素行の悪さを理由に「迎え入れることはできるだろうが、確実に問題があることを知るべきだ」と獲得を思いとどまるよう警鐘を鳴らした。

 日本で所属したクラブでも規律違反を犯していた邦本。韓国でもその本性は変わっていなかったようだ。