【貴浩西山のキャビらない話】久々にGⅠ復帰して思い知らされたレースの厳しさと池田浩二先輩の秘密

2018年02月01日 10時49分

【貴浩西山のキャビらない話】は読者の皆さん! 私、西山貴浩はついにGⅠに戻ってまいりました~。

 思えば一昨年9月の整備不良で1年間SG除外となり、罰則休みのため出走回数が足りず17年後期は7年ぶりにA2級降格…。ずっとSG、GⅠに出られない時期を過ごしてきました。

 だけど、この期間は自分にとって大きな経験でした。これまで接点がなかった個性…いや、クセの強い選手とレースで一緒になり、いろんな人と飲みに行ったり、イベントに呼ばれたり。落ち込んで解決するなら死ぬほど落ち込みますけど、そもそも僕には考える脳ミソもない。最終的にやったれ!いったれ!という気持ちでここまでやってきました。

 そして先月、平和島「開設63周年記念」(1月23日閉幕)で約10か月ぶりにGⅠの舞台に復帰しました。やっぱり一般戦とは全然、違う! S力は比べものにならないし、レースのスピードや展開も雲泥の差です。例えば、1Mの踏み込み位置。早く落としてターンする一般戦とは違い、記念レーサーは根っこまで踏み込んでからハンドルを切る。だから展開が読みづらく、まくり差せた!と思っても、カットされてしまうんですよ。

 一般戦ではほとんど負けなかった1号艇でもやられてしまった。3日目7Rのイン戦、寺田祥さんにまくられ、山田哲也さんにまくり差されたレースはすごく悔しかった! でも、僕は不思議と1号艇で負けると6号艇で取り返す。翌日の4日目8Rでは6号艇の6コースから差し切って1着。そこから3連勝することができ、準優には進めませんでしたが、大きな収穫になりました。

 ほかに平和島で印象に残ったことといえば、荒井翔伍が選手紹介で僕のポジションを狙っていること、池田浩二さんが本当に友達が少ないってこと…などなど。とにかくレーサーである以上、記念を走れて幸せでした。

 さて、少し遅くなりましたが、今年のテーマはズバリSG復帰! 昨年は「年間で最低2V」という目標を掲げながら秋口までなかなか勝てず、10月の津で久々に優勝。さらに12月に2回も優勝できてノルマを突破しました。今年はGⅠでコツコツとポイントを稼ぎ、地元・若松で行われるオーシャンカップに出場したい。そして勝率も残して10月の蒲郡ダービーにも出たいと思っています。

 体は中畑清さんと同じく365日、24時間ゼッコーチョー! 選手紹介では打倒・荒井翔伍、レースでは打倒・篠崎兄弟を目標に、ひょっとしたら年末のグランプリの舞台に立てるかも…なんていう淡い期待を込めて走りますので、熱い声援と差し入れをよろしくお願いします!

☆にしやま・たかひろ=1987年5月15日生まれ。福岡支部の97期生。2005年11月の若松でデビュー。08年9月の若松で初優勝。通算22V。GⅠ、SGの優勝は未経験。17年の獲得賞金額は2818万円。座右の銘は「笑う門には福来る」。家族は千晴夫人と1男1女。身長170センチ。血液型=A。