【ボートレーサーのイチ押し!】中田竜太の超高級腕時計は自分への“ごほうび”

2017年11月08日 10時00分

これが中田の「ごほうび」。右がロジェ・デュブイで左がオーデマピゲ(中田提供)

【ボートレーサーのイチ押し!:超高級腕時計】人気レーサーの思い出の品、自慢の逸品、宝物などを紹介する好評企画。今回は今年GⅠを初制覇し、年末SG「グランプリ」初出場も“当確”とブレーク中の中田竜太(29=埼玉)が登場。関東のホープが惜しげもなく大金を使う「自分へのごほうび」を紹介する。

「何事にもこだわりがなかった」という中田だが「腕時計好きの須藤博倫さんの影響を受けて興味を持ったんです。それで優勝したら買おうって決めました。自分へのごほうびですね」。埼玉支部の先輩の影響を受け、何かを成し遂げたときの記念に腕時計を購入することを決めたという。

 最初の「ごほうび」は2013年9月に地元の戸田タイトル戦でデビュー初Vを飾ったときだ。

「ロジェ・デュブイの『オマージュ』です。一番欲しかった時計で、優勝した後に新婚旅行で行ったハワイの時計店で買いました。350万円以上しました」。超高級品でも「実際に見たらイメージ通りだったので」とあっさり購入した。

 2度目の「ごほうび」にはちょっとしたストーリーがある。今年4月のまるがめ65周年記念でGⅠ初Vを飾るが「すぐには買わなかったんです」と何となく“保留”。すると「なぜか勝てなくなったんです」とスランプに突入してしまった。

 7月ごろまで不振が続き「モヤモヤしてたんですけど、8月の若松のSG(メモリアル)のときに宿舎で須藤さん、桐生(順平)さんと腕時計のカタログを見ながら話していて…。そのとき『お金使ってないから勝てないのかも』って思ったんです。それで帰りに銀座の時計店に寄って買いました。オーデマピゲの『ロイヤルオーク』で170万円ぐらいです」。

 この“衝動買い”で流れが変わったのか、翌9月の蒲郡「ヤングダービー」で2度目のGⅠ制覇。「ピゲを買った直後に勝てたのは、自分の思いが形になったのかな、と思いました。やっぱりごほうびは大事ですね」

 当然ながら「SGを取ったらまた買うつもりです。今、欲しいと思っているのはヴァシュロン・コンスタンタン」と、次の“ごほうび”も狙いはつけている。

 ちなみに夫人の浜田亜理沙はどう思っているのか尋ねると「嫁さんは賛成してくれますよ。新婚旅行では一緒に買いましたし、ピゲのときも『買うよ』って連絡したら『いいんじゃない』って感じでした」。よき理解者にも恵まれているようだ。

☆なかだ・りゅうた=1988年4月10日生まれ。2009年戸田で埼玉支部104期生としてデビュー。13年戸田タイトル戦で初優勝。今年4月のまるがめ65周年記念でGⅠ初制覇し、9月蒲郡ヤングダービーでGⅠ2V。通算16V。同期は岡村慶太、松田大志郎、竹井奈美、西川昌希ら。身長166センチ。血液型=A。