ボートレース戸田の「第32回東京スポーツ杯」の優勝戦が4日に行われ、地元・中沢和志(45=埼玉)が2コースから差し切って快勝。昨年4月以来約1年ぶり、通算70回目の優勝を決めた。

 冷たい雨が振り続くコンディションの中、行われた最終決戦。進入は枠なり3対3。中沢は追い風の影響もあり、スリットでは1号艇・小野達哉、3号艇・若林将の間でやや後手に回った。1マークでは若林が小野をのみ込み、勝負あったかと思われた。しかし、やや外に流れた若林の内に中沢が艇を的確に運ぶ。バックでは完璧に仕上がったエースモーター63号機が強烈な伸びを発揮して逆転。2マーク先取りで勝負を決めた。

「1号艇の上を行こうと思っていたが、追い風が強くてスタートは様子をみた。エンジンです。ゴールデンウイーク開催(5月3日~8日)でも戸田を走るので、またこのエンジンを引きたい」とVの原動力となった相棒を絶賛した。

 今年初優勝。「事故のないよう次も頑張る」とベテランらしく冷静に締めくくった。