ボートレース大村のGⅡ「第25回モーターボート誕生祭」は22日、予選を終了。23日はシリーズの佳境となる準優3番勝負が行われる。

 3日目終了時点で得点率トップの椎名豊(32=群馬)は、予選最終日の4日目も1、3着と安定した走りで、首位の座を守り切った。準優勝戦は11Rの絶好枠で登場。勝てば優勝戦1枠が手に入るだけに、気合の速攻に期待が集まる。

 残る準優1枠、9Rは魚谷智之(45=兵庫)、10Rは赤岩善生(45=愛知)が陣取る。
 地元勢では桑原悠(33=長崎)と村上遼(28=長崎)の2人が予選を突破した。

 村上は前走の徳山GI・開設68周年記念に続いての準優進出。「うれしい、泣きそうです。今節は(予選突破が)最低ノルマと思っていた。やっぱり地元記念で達成できたのは、気持ちも違いますね」と喜びを爆発させた。

 舟足自体は「乗りやすいし、下がる足ではない。変わらず悪くない感触だと思う」と上々だ。「準優は一発勝負ですしね。何か考えてみましょう」と秘策を練る。準優勝戦10Rは6号艇だが、今節初日7Rで大外から2着に食い込んでいる。渾身の攻めで波乱演出なるか注目だ。