ボートレース宮島の「第7回住信SBIネット銀行賞」は開催6日目の7日、10~12Rで準優3番勝負が争われ、8日の12Rで行われる優勝戦に出場するベスト6が決定した。

 メンバーは以下の通り。

1号艇・安河内 将(31=佐賀)
2号艇・三宅  潤(35=大阪)
3号艇・赤坂 俊輔(38=長崎)
4号艇・永田 啓二(36=福岡)
5号艇・石川 真二(50=福岡)
6号艇・船岡洋一郎(34=広島)

 優勝戦は「出足も伸びも節一」と言い切る安河内のイン優位は不動。しかし、5号艇・石川の進入動向がレース結果を左右しそうだが…。

 だが、安河内は「足は抜群に仕上がっている。調整はほとんど必要ない」と快速49号機に全幅の信頼を寄せている。パワーの優劣では完全に上回っているだけに、イン死守から石川に真っ向勝負を挑むに違いない。最終決戦はピットアウトの時から一瞬たりとも目が離せない。

 その安河内だが準優戦を終えて写真撮影をリクエストすると「師匠のブランドを宣伝するように言われているので〝コレ〟で撮って下さい」とまさかの逆リクエスト。

「ONE」のロゴがプリントされたマスク&パーカは師匠であり、ボート界のスーパースター・峰竜太(35=佐賀)が展開するアパレルブランドの商品だ。シンプルな黒一色のコーディネートは統一感があってしゃれたもの。

 その師匠の峰はGⅠ浜名湖「開設67周年記念」初日に〝非常識なF〟に散っただけに、師匠の無念も背負い、優勝を目指して全力ターンを繰り出す。