【浜名湖ボート・クイーンズC】大山千広 F禍で久々実戦「不安あるけど〝楽しみ〟のほうが大きい!」

2020年12月26日 10時00分

約2か月ぶりにレースに臨む大山千広
約2か月ぶりにレースに臨む大山千広

 ボートレース浜名湖のGⅢ「クイーンズクライマックスシリーズ」が26日、開幕したが、〝本番〟はこれからだ――。2020年ボートレースのフィナーレを飾る〝大みそか〟決戦、プレミアムGI「第9回クイーンズクライマックス」は28日にスタートする。

 その大一番で最も注目されているのが大山千広(福岡・25=2年連続2回目の出場)ではないだろうか。というのも、もっかF2ペナルティーのため、90日のF休みの真っただ中。2か月もの間、レースに登場しておらずその動向、近況が不透明だったから。

 本来、通常のSG・GIレースならばF休み中のレース出場はかなわないが「グランプリ」とこの「クイーンズクライマックス」に適用される特例で今大会に出場を果たすことになった。

 いよいよ始まる女子頂上決戦を前に、彼女を直撃すると「2か月、丸々レースを離れていましたから、もちろん不安はあります…。でも、それ以上に〝楽しみ〟のほうが大きいんです!」と、頼もしいコメントが返ってきた――。

「(F休みだった分)じっくりと時間をかけて体作りやトレーニング、そして練習もできました。十分な準備はできました」と、自然と口ぶりも熱を帯びた。「このF2は(褒められたものではないですが)本当にいい勉強なりました。きつい状況だったけど、メンタル面も考え直せたし、いい経験になりました。これを今後に生かしたい」と、大きな〝痛手〟を追いながらも、今では健気に前を向いている。

 もちろん10月の「まるがめGI68周年記念」以来の実戦となるだけに不利は否めない。それでも、彼女には大きな期待を寄せたくなる。それに応えられるだけの〝器〟だからだ。

 実際、F2の重ハンディを負った直後のPGIびわこ「ヤングダービー」でも節間2勝を挙げる活躍。さらに、前記のまるがめGIでも2勝をマーク。いずれもイン逃げだったとはいえ、どちらも強豪男子相手のGIレース。Fの足かせがなくたって勝てない選手は勝てないモノ。彼女の勝負度胸、闘志、精神力は並の女子レーサーのモノではない。今大会、いきなりの大仕事があっても、何ら不思議ではない。

「ええ、ホントに楽しみしかないというか、ワクワクしています。こんな状況だったし、むしろ変なプレッシャーもないですからね。気楽といったら言葉は違うかもしれないけど、肩に変な力を入れずにやれる気がしています。今年はいろいろあったけど、いい締めくくりにしたいと思っています。もちろん、優勝を狙っていきます!」

 今年の年末は〝ちーちゃん〟スマイルにくぎ付けになるに違いない!

 

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