【浜名湖PGⅠクイーンズクライマックス注目選手】ベテラン・寺田千恵 脱力モードで意地見せる

2020年12月25日 16時45分

寺田千恵

◇賞金ランク6位=寺田千恵(51)岡山支部・65期

 11月の蒲郡GⅡレディースチャレンジカップで優勝して9年連続9回目の出場権をもぎ取った。その勝負駆けは危機感を抱きながらの戦いだった。「正直言って、今回はクイーンズクライマックスに行くのは無理かと思っていた。若い人が出てきて、だんだん厳しくなってきているのはうすうす分かっている」と振り返る。

 守屋美穂、平山智加ら充実期を迎えた30代の選手や大山千広ら成長著しい20代が次々と台頭。「今の若い人はすごく吸収力が早く成長がすごい。自分もそうだったけど30~40歳のころに脂が乗ってきた」と世代交代の波が押し寄せていることは痛感している。

 もちろん簡単にその波にのまれるつもりはない。「私たちが粘って行かないとボート界も盛り上がらないから、頑張っていこうと思う」と強い気持ちを持ち続けている。

 近況の感触も「最近は〝これをすれば悪い症状が出るのでこれではダメだ〟とか、いろいろ試して練習して…。おかげで今の自分の好きな形でレースがしやすくなった。少しずつ調整も自分なりにうまくはまるようになってきた」とまずまず。

 夏の女王決定戦となるレディースチャンピオンは2度、制しているが年末決戦のクイーンズクライマックスの優勝はまだない。ただ「今回は〝見張り番〟っていう感じで行きます。岡山支部の3人(寺田、田口節子、守屋美穂)の誰かが取れればいいかなって…」とリラックスモード。

「チャレンジカップも下の方での参加で気楽な気持ちでいって、いい結果が出たしね。できれば、3人で優勝戦に乗れれば最高ですね」とレディースチャレンジカップを制した時のように脱力モードで最終決戦に臨む。