ボートレース徳山のGI「ダイヤモンドカップ」は27日、シリーズ最大のヤマ場、準優勝戦3個レースを終了。28日には最終日を迎え、いよいよ優勝戦が行われる。

 その準優3番はすべて1号艇が逃げ快勝を飾る順当決着。結果、予選トップ通過から、準優11Rを制した西山貴浩(福岡=33)がファイナルの1号艇=ポールポジションを勝ち取った。

 優勝戦の組み合わせは次の通り。

1・西山 貴浩(福岡=33)
2・白井 英治(山口=43)
3・池田 浩二(愛知=42)
4・藤岡 俊介(兵庫=37)
5・浜野谷憲吾(東京=46)
6・毒島  誠(群馬=36)

 西山が悲願のGⅠ初Vに〝再度〟の王手をかけた。GⅠ優出はこれが11回目。先のびわこ68周年記念(7月30~8月4日)では、やはり優勝戦1号艇を手に入れながら、最後の詰めを誤り3着に敗退。「すごく悔しかった…。けど、いい経験ができた」と捲土重来を期して、前を向いてきた。そこから約ひと月半、待望のその瞬間が、ついに訪れようとしている――。

 エンジンの仕上がりは出足中心に文句ナシ!

「見ての通り。僕が1号艇で(優勝戦に)乗れるんだから全部の足がいい! インならトップスタートを行く自信もある。びわこGⅠ68周年のリベンジをしたい。1000倍返しだ!」と鼻息も荒く、今度こそやってくれるはずだ。

 優勝戦は28日第12R(16時45分)。