れいわ新選組の大石晃子衆院議員が8日、ツイッターで、日本維新の会副代表の吉村洋文大阪府知事にまたかみつき、「ペテン師」呼ばわりした。

 維新が文書通信交通滞在費(文通費)をめぐる改正案を国民民主党と共同提出したことについて、立憲民主党の小西洋之参院議員が批判したとのニュースを吉村氏は7日、ツイッターで引用。「四の五の言って後出しジャンケンしてますが、もし、法案が通らなかった時、立憲の議員全員が、文通費の領収書添付、公開、精算をするかどうかよく注目しておいて下さい」と立民に反論した。

 大石氏は8日、ツイッターで吉村氏のこのツイートを引用。「いやだから、吉村知事が衆議院議員だった当時、2015年10月1日にわざわざ辞める日を選んで、たった1日の退職日で文通費100万のみならず公設秘書、ほか様々もらえた公金について、さっさと領収書公開してから言え。全然『ブーメラン反省』してへんがな」と猛批判する。

 その上で「とんでもないペテン師が知事やっとんなしかし」と切り捨てた。

 文通費が問題になった直後、大石氏は、吉村氏が大阪市長選に立候補するために15年10月1日付で衆院議員を辞職した際、10月分文通費の「100万円受け取った」と暴露。吉村氏が批判されるきっかけをつくった。大石氏は再び吉村氏にかみついた格好だ。

 大石氏は反維新の急先鋒で「橋下(徹氏)に噛みついた女です!」と公言したこともある。