立憲民主党の小沢一郎氏(79)が17日、ツイッターを更新。衆院選で岸田文雄首相の応援演説〝日当5000円〟問題で岸田政権を批判した。

 これは衆院選で岸田首相が茨城6区の自民党候補(国光文乃議員)の応援演説を行った際、茨城県トラック協会・茨城県運輸政策研究会が演説に聴きにきた会員に日当として5000円支払っていたという。

 小沢氏は朝日新聞の記事を引用リツイートし「買収には当たらない、違法性はない、それでおしまい。首相の名前が絡んでいる以上、またうやむやにされるだろう。それが今の日本」と指摘。

 さらに「法や制度が、国民のためではなく、政権維持のために勝手に解釈される体制はますます強化される。選挙以外でこの国は再生されない。事態は深刻」と改めて岸田政権を批判した。

 今のところ、トラック協会などの独断なのか、国光議員の事務所がどの程度関わっていたのかは明らかになっていない。