安倍元首相に玉砕特攻! れいわプロレスラー候補訴え「株価3万円で生活安定しますか?」

2021年10月22日 06時15分

相変わらずの人気ぶりだった安倍元首相(東スポWeb)
相変わらずの人気ぶりだった安倍元首相(東スポWeb)

 衆院選(31日投開票)3日目の21日、自民党の安倍晋三元首相(67)が動いた。全国を回る応援演説を始め、自ら日程を公表したのだ。ユーチューブチャンネルも開設し、露出を強める姿に党内では「キングメーカー就任間近」と騒がれている。そんな安倍氏に一泡吹かせようとプロレスラーで、れいわ新選組公認の竹村克司氏(49)が〝ジャイアントキリング〟を狙っている。

 安倍氏はこの日、ツイッターで「全国遊説をスタートします」と応援に入る候補者名を記載。自民党のホームページでも安倍氏の応援日程が記されていた。

 実は安倍氏は首相在任時の2017年の都議選で「こんな人たちに負けるわけにはいかない」発言の騒動以後、反対派やアンチが押しかけるとあって、応援日程は原則として非公開になっていた。首相退任後も同様だったが、今回の衆院選で解禁となったようだ。

 安倍氏はユーチューブチャンネルを19日に開設し、瞬く間にフォロワー数は19万人を突破する人気ぶりだ。「首相辞任の要因となった持病はすっかり良くなり、元気一杯ですよ。麻生太郎副総裁、甘利明幹事長とともに3Aとして、暗躍しているというが、もう闇将軍でもなんでもなく、堂々と表立って活動している」(党関係者)。

 今回の衆院選後、細田派(清和会)を率いる細田博之会長(77)は衆院議長に就任し、実質的なオーナーである安倍氏が会長に就任し、安倍派になるとの見方が強い。岸田文雄首相(64)よりも永田町、霞が関を動かすキングメーカーに君臨間近とあって、このところの積極的な安倍氏の動きともいえそうだ。

 そんな安倍氏に待ったをかけるべく、立ち上がったのが竹村氏だ。介護事業所を経営する一方、「竹村豪氏」のリングネームで新日本や全日本プロレスのマットで暴れた現役のプロレスラーでもある。

 この日、下関市内で街頭演説を行った竹村氏は「商店街がどんどんシャッター街になっていくこの町のみなさんに助けていただいた。その恩返しがしたい」と首相を輩出しながらも街が寂れる一方なことに危機感を募らせる。

 さらに「株価が3万円になって私たちの生活は安定します? 安定なんかしないです。苦しいばっかり、物価はどんどん上がって賃金は変わってない。そんなこと、今の政治家は誰も分かってないでしょ」とアベノミクスもぶった切る。

 竹村氏は19年の参院選でれいわの山本太郎代表が訴えた「壊れた世の中は政治でしか変えられないんだ」という言葉に感銘を受け、政界進出を決意。山本氏は「誰が立っても勝てないところにあえて、挑戦した。ド素人が勇気をもって、この国の最高権力者に戦いを挑んだ」と竹村氏を買っていて、昨年2月に立候補を表明してから、地道に活動を続けて、着実に支持を集めている。

 これまでの野党候補とはひと味もふた味も違うことを安倍氏も意識しているのか、公示日は12年ぶりとなる地元入りで第一声を上げた。さらに全国で応援行脚した後、29日には再び地元に戻る予定。これまでなら昭恵夫人任せにしていたところだが、異例ともいえる地元締めで、キングメーカー就任へぬかりはない。

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