立民・吉田晴美氏が山本太郎氏に共闘エールも…舞台裏は緊迫「取材拒否」で報道陣激怒

2021年10月13日 11時30分

本当にノーサイド?山本太郎氏と吉田晴美氏(東スポWeb)
本当にノーサイド?山本太郎氏と吉田晴美氏(東スポWeb)

 和解の応援はあるのか。衆院選(19日公示、31日投開票)をめぐって混乱が起きていた東京8区問題で12日、立憲民主党公認の吉田晴美候補が騒動以来、初めて公の場に姿を見せた。同区の野党統一候補をめぐる一連の騒動は、れいわ新選組の山本太郎代表が出馬を引っ込める形でひとまず決着していた。阿佐ヶ谷駅前に現れた吉田氏は神妙な表情で何度も頭を下げた。マイクを握ると、出馬を取りやめた山本氏に対して「敬意を表します。つらいご決断だったと思います」と胸中を思いやった。

 さらに、「山本さん、一緒に街宣しましょう。一緒に訴えましょう。政権交代に本気だと共に訴えましょう」と呼び掛けた。確かに2人が並び立てば和解の演出にはピッタリではある。

 用意したメモを読みながら自らの思いを述べ切った吉田氏はそのまま退場。山本氏が立民との交渉の過程を一部ではあるが明かしていたこともあり、報道陣は吉田氏にもコメントを求めたが、対応はなし。関係者が吉田氏の周囲をガードし、事務所へ入っていった。

 これに収まらなかったのが一部報道陣だ。関係者に詰め寄り、「このまま(取材した映像を)流すと印象が悪い。一言でも本人が話した方がいい」「説明しないって自民党と同じじゃないか」などと、騒動の説明を求めたのだ。あまりのけんまくに警察官が様子を見に来るほどだった。

 関係者は「近日中に説明する機会を設ける」と話したが、公示は1週間後に迫っており、あまり時間は残されていない。一方で山本氏はこの日の街宣で「野党はもめている場合じゃない。いったん終わらせよう」とノーサイドを宣言している。

 果たして山本氏は東京8区に吉田氏の応援弁士として駆けつけることがあるのか。

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