れいわ・山本太郎氏が滋賀で街頭演説 公認候補発表はなしも「リザーブは20人以上用意」

2020年11月05日 21時45分

滋賀で街頭演説した山本太郎氏

 れいわ新選組の山本太郎代表(45)が5日、滋賀県の近江八幡市内で街頭演説した。

 現役大学生でタレントの八幡愛氏(33)を次期衆院選の大阪1区、マジシャンで結婚相談所運営の中辰哉氏(44)を京都2区と、相次いで公認候補を発表してきたとあって、滋賀県の選挙区での公認候補の発表もあるかと思われたが、この日はなし。

 それでも、山本氏は「次の衆院選で独自で戦うのか、野党と共闘するのかの2択。野党共闘する条件は消費税の減税。増税がありうるという菅政権との対立軸をはっきりさせるなら共闘するし、山本太郎は捨て石にもなる。そうならなければ独自候補を立てる。リザーブは全国で20人以上用意している。滋賀にも立てることになる。どの選挙区?そんな面白いこと今から言いません」と明かした。

 そんな山本氏は大阪都構想の住民投票の際は大阪に2週間以上滞在。市内各地で1日数回の街頭演説を展開した。府政関係者は「反対派の自民や立民、共産党と共闘することはなかったが、ゲリラ街頭演説会では多くの聴衆が耳を傾け、その数は自民や立民を圧倒し、維新とそん色なかった。維新では『れいわ新選組や山本氏のツイートに反応するな』というお達しがあったそうで、それだけ動向にピリピリしていたということ。れいわの活動が否決に一役買ったのは間違いない」と話す。

 結果を受け、大阪市の松井一郎市長は政界引退を表明。この日、近く大阪維新の会代表を辞任する意向を示し、21日に行われる全体会議で了承される見込みだ。新代表については、大阪府の吉村洋文知事が代表選への立候補を明言した。

 山本氏は維新の動きについて「ヨソのことですから、体制についてどうこう言う気はないですけど」と前置きした上で「松井さんほどの方ですから、辞めるって言うてもちゃんと後のことフォローするでしょ。急に吉村さんに組織全体のことを任せても、ハードルも高いでしょうし。これまで仕切ってきた人が、いったんは表舞台から降りるけど、実質は松井さんがやっていかれるんじゃないですか」と話した。