メロリンQにやられた!? 大阪都構想再び否決 山本太郎“役者復帰”したかいあった

2020年11月01日 23時13分

ゲリラ演説で市内を回った山本太郎氏

 大阪市を廃止し、4特別区を新設する、いわゆる「大阪都構想」の住民投票が1日行われ、反対多数で否決された。2015年の投票に続いて、市民は再び「NO!」を突き付けた。

 前回と異なり公明党も賛成派に回る中、反対派の中で、ひときわ気を吐いていたのが、れいわ新選組の山本太郎代表(45)だ。

 投票2週間前から大阪にとどまり、連日、市内各所でゲリラ街頭演説会を開催。週末には主要ターミナルで演説を行い、賛成派の大阪維新の会と公明党との合同演説会にも引けを取らないほどの聴衆を引き付けた。

 賛成派の都構想設計案に具体的な数字を挙げながら反論する姿に、市政関係者は「賛成派の説明不足が指摘される中で、山本さんの説明が一番分かりやすいという人は多かった。どこに行っても人だかりができてましたしね」と話した。

 さらに、兵庫県出身の山本氏は「メロリンQ」で、大阪では絶大な知名度を誇る。街頭演説では、自らが出演する動画「仁義なき都構想」をユーチューブに公開。山本氏がかつて出演していた「ミナミの帝王」バリに仕立てられた動画は「分かりやすい」「おもろい」と話題になっていた。

 これには政治系ユーチューバーも「れいわは他の政党と比べて、使っている機材もレベルが違う。ユーチューブやSNSでの発信力は圧倒してますね」とうなった。
 山本氏の活動が、反対多数の一因になったのは間違いなさそうだ。