前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(71)が1日、自身のツイッターで「病院新幹線」の必要性を訴えた。

 新型コロナウイルス感染拡大で深刻な状況となっているヨーロッパ各国では、すでに医療崩壊が起き、新たな対策が試みられている。舛添氏はフランスのニュース専門局「BFM TV」の動画付きツイートを引用し「フランスでは、病院機能を付加した新型肺炎患者をパリから新幹線でブルターニュに移動」と紹介。

 その上で「日本でも病院がパンクしたら別の地域に患者を移動させるのに、同じ事をしたらどうか。政府とJRに病院新幹線を作ってほしい」と提案し「残っていれば、ブルートレインの活用も。病院船と同じように病院列車だ。検討しよう」と付け加えた。