舞台「おおばかもの~ふくらめ!私のイースト菌!~」(31日~11月4日=東京・浅草花劇場)で主演する元AKB48の清水綾乃(20)、元NEWSの草野博紀(31)が、本紙のインタビューに応じた。

 今年で4回目を迎える舞台「おおばかもの」シリーズ。今作はパン屋を舞台に、夢を追いかけるストーリーがコメディータッチで描かれている。同シリーズに清水と草野はすべて出演している。

 出演者の中では2番目の若さながら座長という重責を担う清水は「チームワークじゃないけど、団結感みたいなのを作れたらいいなと思います」と意気込んだ。

 一方、主人公のパン屋のライバル店のイーストキングを演じる草野は「僕もイーストキングというのをやったことがないので(笑い)、試行錯誤しているところなんです。コメディーっぽくなっているので、何も考えず楽しみに来てもらえればなと思います」。

 パン屋が舞台ということで、清水、草野は実在のパン屋に“取材”に出かけたという。そこで草野はパン作りにチャレンジしたのだが、予想外の結末が待っていた。

「見学した後、パンを作らせてもらったんですよ。それを稽古場に持って行って、特に何も言わずに買ったパンと一緒に『食べてくださ~い』と置いたのですが…見事に手作りのパンだけ残ったんです。なぜか売れ残ったというか、誰も食べてくれませんでした」

 共演者たちも草野が製作したパンに危険を感じた? 一方、別の日に同じパン屋に行った清水は「けっこううまく作れましたよ」と胸を張った。

 清水は8月に初グラビアDVD「東京・漂流少女」を発売し、大好評につき2枚目のリリースも決まった。「(稽古場には)絶対に持って行かないです!」と言うが、草野は「共演者として見なきゃいけない部分はあると思う」とニヤリ。清水のDVDが稽古場の癒やしになるかも!?