【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】なにかと出費が増える年末だが、極楽とんぼの加藤浩次はつい最近、財布をなくした。

「飲み終わって、財布をワキに挟んでたんだよ。そのままタクシー乗ったら、財布がなかった」

 あわてて店に戻ったが財布はない。あきらめきれない加藤が道路で探していると「何してんですか?」と声をかけられた。

「『財布落としたんですよ』って言ったら『やっぱり加藤さんのですか?』って」

 エレベーターで落とした財布を拾った人が免許証を見て、同じビルの上の階にある、芸人が経営するスナックに届けてくれたという。「本当にいい人がいた。ツイてんな、って思った」と加藤は胸をなで下ろした。

 有吉弘行にも似たようなことがあった。早朝、コンビニのトイレのタンクの上に財布を置き忘れた。夜になって気付き、ダメもとでコンビニに電話をすると、お店が財布を預かっていた。

 驚くのはここから。第一発見者がなんとMAXのNANAだったのだ。しかもNANAが店員と話をしているところに偶然、次長課長の河本準一がやって来た。NANAは「有吉さんの電話番号知らないから、電話してあげてください」と河本にバトンタッチ。河本はアンガールズの山根良顕に有吉の番号を聞き、携帯へかけ続けているところだったという。

 15年前の話だが、タモリもタクシーに財布を忘れたことがある。その時はある人が、東京・西麻布の交差点に捨てられていた財布を発見。しかしそれを知らせる電話は、なぜかタモリではなく浅草キッドの水道橋博士にかけられた。

「自宅にいる時にケータイが鳴った。知らない番号だったんで、迷ったんですが瞬間的にパッと取ったんです。『もしもし、そちらモリタさんでしょうか?』が相手の第一声。最初は間違い電話と思って切ろうとした。そしたら相手が食い下がってきたんです」

 さらに相手は「実はこちらでタモリさんのものと思われる財布を拾ったんです」。財布には森田一義名義の免許証、1級船舶の免許証、クレジットカード、電器店のポイントカード、そして自宅の鍵が入っていた。

 なぜ博士に電話がかかってきたのか?

「『財布の中に電話番号のナンバーだけが書かれたちぎれた紙に、メモがあった』って言うんです。そこでハタと思い出した。タモさんとオーディオの話で意気投合したんです。それで『ちょっと連絡先、教えといて』って言われて、俺がメモに走り書きで、電話番号だけ書いて渡したんです」

 なんとも、恐るべき偶然だ。

☆プロフィル=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳の時にラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。