結婚20周年を迎えた中山秀征・白城あやか夫妻(ともに50歳)が、「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2017」記者発表会(13日、東京・渋谷区の東郷記念館)に出席した。

 イベントで贈られたジュエリーを妻の指にはめた上、ほっぺにチュー、さらにご飯をア~ンされるなど、カメラの前でラブラブな姿を披露した中山は「結婚式を思い出した。20年前も緊張して指輪が入らなかった。2人で人前に出るのはほぼ20年ぶり」と苦笑い。

 さすが名司会者だけに「結婚してすぐ子供が生まれたので、ア~ンしてくれる時期はなかった。次にア~ンは介護の時かも。家にいるのとは違う緊張感、家内の“圧”を感じている」とジョークで場を和ませると「ウチは2人でちょうど100歳。追いつけ追い越せじゃないが(同時受賞の)西川ご夫妻のような、すてきな夫婦になれるよう精進したい」と先輩を立てた。

 今では4人の子宝に恵まれたが、結婚当初は前途多難だったという。「妻が元宝塚で、最後の舞台が『エリザベート』(オーストリア皇后の物語)のエリザベート役だった。それで週刊誌に『女王様と平民の結婚』と書かれた。あれから20年、平民も頑張ればここまでできる!」と胸を張った。

 また、白城は「子はかすがいというが、夫婦仲良くやれるのは子供のおかげかな。ただ、子育てに追われて私の心の中が嵐の時も、主人はいつも変わらずに黙って包み込んでくれた。私は物事を引きずってしまうが、主人は小さいことにこだわらず、切り替えが早い。これからも安心してついていきたい」と夫への信頼を口にした。