シャンソン界の大御所・故戸川昌子さん(享年85)の放蕩息子が、またまた薬物事件で捕まっていたことが14日にわかった。大麻取締法違反(所持)容疑で警視庁小岩署が逮捕したのは、戸川さんの長男で2世歌手NEROこと戸川尚作容疑者(41)。

 今月5日午前11時ごろ、同署が戸川容疑者の違法薬物所持情報をもとに東京・品川区の出入りマンションを家宅捜索したところ、同容疑者が大麻約7グラムを所持していたため現行犯逮捕した。本人は「自分で使うために持っていた」と容疑を認めているという。

 戸川容疑者は2003年に起こした覚醒剤事件で執行猶予中の06年11月、覚醒剤および大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕。05年8月、渋谷署による尿検査で覚醒剤の陽性反応が出るも、鑑定期間中、所在不明に。15か月後、捜査員に踏み込まれた渋谷の自宅マンションで、覚醒剤約0・2グラムと大麻樹脂約1・7グラムを隠し持ち、大麻草20株をクローゼットで栽培していた。「自分のものではない」と否認し最高裁まで争ったが、07年6月、上告は棄却され、懲役2年4月の実刑が確定した。

 戸川さんが胃がんで他界したのは3年前。「その前年に結婚し子供もいるのに相変わらずバカだね」と知人もあきれる。

「住まいは品川のマンションで、戸川さんが住んでいた部屋の上の階に夫婦で住んでるけど、生前、戸川さんが顔をボコボコに腫らし『息子に殴られた。怖くて家に帰れない』と行きつけの飲み屋に逃げてきたこともあった。戸川さんが静岡の病院で一人寂しく死ぬまでの数か月間、親子はほぼ絶縁状態だった」(同)

 戸川容疑者は昨年からはプロトレーダーとしても活動していたようだが、本業では「結局、母親の名前なしに露出もできず、母親頼みだった」という。

 芸能関係者は「いつも上から目線で態度が横柄。身ぶり手ぶりもやたらオーバーで、イラッとする雰囲気。近年は周囲の人間もどんどん離れていた」と明かした。