【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑478】海外の掲示板サイト・レディットに、ベトナム帰還兵が「ジャングルの奥深くで、ビッグフットのような獣人のコロニーに遭遇したが、戦争によって一掃されてしまった」という驚きの体験談が書き込まれて話題になっている。

 書き込んだのは退役軍人の息子で、父親がジャングルの茂みで見たものについて詳細に説明している。

「私の父は戦争中、ベトナムとカンボジアの国境にある無人のジャングルの奥深くで『オランウータン』を見たと言っていました。身長は120~150センチメートル。筋肉質でオランウータンにそっくりだと言っていましたが、父はその地域にオランウータンが生息していないことを知りませんでした。その場所はベトナムの辺境で、人が住んでいない人跡未踏の地域でした。しかし、戦火はこの地域にも及んだので、この生き物はおそらくもう絶滅してしまったと思います」

 あまりにも驚くべき体験談であったが、彼の語った内容とよく似た証言を他のベトナム帰還兵も行っていたという書き込みがあり、信憑性がいっきに増した。

 その人物によれば、「獣人たちは部隊の近くを徘徊していた。食べ物がなくなると怒るから、むやみに人間の食料を食べさせないようにと警告されたそうです。しかし、彼はそれを聞かず、配給品を与えました。食料が尽きると1匹が怒り出し、彼らを殴り倒すこともあったようです」とのこと。

 見た目はオランウータンによく似ており、獣人の襲撃は数か月間にわたったそうだ。

 果たして、ベトナム帰還兵らは本当に謎の獣人を目撃したのだろうか。戦闘のストレスにより、兵士が奇妙な幻覚を見たという可能性も考えられるが、ベトナムには「グォイ・ズン」という獣人型UMAの報告例が存在している。彼らはこの獣人を目撃してしまったのだろうか?いずれにせよ、真相は闇の中だ。

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