【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑338】時空を超えて現れたのか?「牛久のプテラノドン」

2019年11月29日 12時00分

牛久のプテラノドン(円内は拡大写真)画像提供・中沢健

 未確認生物の中には、古代生物が現代まで生き残っていたのではないか、と思わせるものが少なくない。ネス湖の「ネッシー」は古代のプレシオサウルスなどの生き残りではないかと言われていたし、「ビッグフット」などの獣人系UMAはギガントピテクスなどではないかと考えられてきた。

 このような古代生物の生き残りが目撃されるのは、海外の人跡未踏な大自然の中だろうというイメージを抱きがちだが、なんと現代の日本でも目撃されたという報告が存在、さらに写真にまで撮影されている。

 問題の写真がこちら。遠方に送電塔の立つ農閑期の田畑が写る、牧歌的な田舎の光景だが、空に奇妙なシルエットが存在している。普通の鳥にしては大きく、また奇妙なとがった頭をしているのだ。拡大してみると、より判別ができるのだが、翼はまるでコウモリのようで、ツノの生えて見える頭と、まさしく中生代のプテラノドンそのままのシルエットをした生物が飛行しているのだ。

 この未確認生物の写真はUMA研究家の中沢健氏が所有しているもの。当連載では「台風人間」「スカイヘアー」などでも中沢氏の名前が出てきている。中沢氏のもとには以下のような情報も届いているという。

 牛久市の某中学校を卒業したKさんは、当時在籍していた野球部の生徒たちと巨大な鳥が飛んでいるのを目撃したことがあったという。あくまでも目測であるが、その大きさは翼長7メートルほどあったそうだ。ここまで大きな鳥は普通の鳥ではありえない。彼が見てしまったものもプテラノドンだったのだろうか?

 しかし、写真や証言を見ても分かる通り、牛久に出たプテラノドンは比較的人家に近い所で目撃されている。もしこんなに人家に近いところに生息していたならば、もっと頻繁に目撃されてもいいのではないだろうか。

 この「牛久のプテラノドン」は〝時空を超えて現代に出現した〟という仮説が存在している。写真には高圧電線の送電塔が写っているが、送電塔や電波鉄塔の近くでは時空のゆがみが発生しやすく、一瞬だけプテラノドンが現世に出てきてしまったのではないかという説だ。

 もっと現実的な説としては、バルーンやカイト(たこ)、ラジコンだったというものがある。主に海外で製作されているバルーンやカイトの中には、鳥やコウモリの形をしており、風に乗ると、より生物らしい動きを見せるものも存在している。これらの商品はいずれもネットで安価で購入することができるため、写真に写っていない所や目撃者が気づかないほど離れたところに操縦者がいたのではないかとも考えられる。

 しかし、この説については過去にテレビ番組で中沢健氏が情報提供を求めたものの、いまだに自分がプテラノドン型のカイトを上げていた本人である、と名乗り出たものはいないそうだ。

 謎多きプテラノドン、今も日本のどこかの空を飛んでいるのかもしれない。