中日・工藤公康新監督(63)の就任会見が15日、名古屋市内のホテルで行われた。ソフトバンク時代と同じ背番号「81」を背負って中日の指揮を執ることになった工藤監督は「私は名古屋出身ということもありますので1番は、名古屋のファンの皆さんに喜んでもらえるような野球をすること。そして1勝でも多く勝つことによって皆さんに喜んでいただけるようなチームを作ることが1番大きな目標です」と意気込みを語った。
ソフトバンクを5度の日本一に導いた名将ということで期待も大きいが工藤監督は「監督が意識を変えるということはひょっとしたらできるのかもしれません。でも、監督が野球をやるわけではないですし、コーチが野球をやるわけではないです。野球をやるのはあくまでも選手たちが野球をやるので、選手たちの意識を変えていくということが、何よりも大事なことではないかなと僕自身は思っています」ときっぱり。中日ナインの中で誰がキーマンになるのかという質問に対しては「全員がキーマンです。野球はチームで戦うもの。個人で戦うものではない。個人の能力も大切ではあるが、全体としてのバランスもすごく大事になってくる」と答えた。
「目標は一つです。それ以外には考えていません。結果を考えるよりもそのためにどうするかの方が大事だと考えている。選手、コーチ、球団の皆さんとも話をして何がベストか最適化を図ることが大事。僕が独断専行することは一切考えていません。しっかりコミュニケーションを取る。たとえ自分がやりたいことがあっても球団からノーと言われればそれはノーです。僕は中間管理職なので上からの要望、下からの要望を聞き、そこのバランスを取るのがプロ野球の監督だと位置づけています」という竜の新指揮官は「厳しいかもしれないです。現状がこの位置だというのを考えると。でも選手は必ず伸びるだろうし能力はある。いかにその能力を引き出すかが監督、コーチ、球団の仕事。いいバランスの中でコミュニケーションを取ってやっていきたい」と自身の思いを口にした。











