先週配信が始まったアマゾン・プライムによるスティーブン・キング原作の米ホラーの傑作「キャリー」の新ドラマシリーズ。配信前は懐疑的な声も上がっていたものの、その評価を覆して批評家・視聴者双方からは記録的な高評価を獲得している。

米誌「フォーブス」によると、米レビューサイト「ロッテントマト」では、歴代「キャリー」作品の中でもトップクラスの評価を記録。さらに世界最大級のオンラインデータベース兼レビューサイト「MDb」では7.9点を獲得し、  ブライアン・デ・パルマ監督による1976年公開のオリジナル映画版の7.4点を上回るスコアをたたき出した。

今回の「キャリー」は、ネットフリックスドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」や「真夜中のミサ」など数々の高評価ホラー作品を手掛けてきた名匠マイク・フラナガン監督が手掛ける。

同誌は、主演のサマー・H・ハウエルの熱演に加え、いじめっ子クリス・ハーゲンセン役を演じたアリソン・ソーントンの存在感も高く評価され、これまで以上に人物描写に厚みが加わり、単なるホラー作品にとどまらないドラマ性が支持を集めていると解説した。

一部ではエンディングや原作との結び付け方に賛否の声もあるものの、同誌は、「全体としては成功作との見方が優勢。原作者のキングも本作のアレンジを支持し、フラナガン監督による新たな「キャリー」は、名作ホラーの再映像化として確かな評価を勝ち取ったようだ」としている。