簗和生農水相は8日の衆院本会議で、今年2月の衆院選で自身を応援しなかった地元2自治体(那須烏山市、那珂川町)の道路予算を「大幅にカットした」と身内の会合で発言をした問題に関し本会議場で初めて答弁を行った。
国民民主党の玉木雄一郎代表は「ここで簗大臣にうかがいます」と切り出し「今年2月、国土交通省の官房長を呼び出し、那須烏山市と那珂川町の2市町の予算だけ『問い合わせ』たそうですが、なぜ予算をカットしたと自分の手柄のように語ったのでしょうか。一昨日(6日)の国道交通省の会見では『2026年度の配分額の増減のお尋ねがあったと考えられる』、そうですが、普通予算をつけてくれとという増額の『問い合わせ』はしても、減額の『問い合わせ』はしません。減額を『問い合わせ』た事実はありますか。正直にお答えください」と厳しく追及した。
簗氏は衆院本会議に先立ち、参議院本会議でも立憲民主党の田名部匡代幹事長からも同様の質問を受けたペーパーを持って演壇に上がった。
初めての答弁は一礼したあと、下を向いたままの状態で「玉木雄一郎議員のご質問にお答えいたします。那須烏山市ち那珂川町への道路予算の問い合わせに関してお尋ねがございました」と話し始めた。
「那須烏山市と那珂川町の道路予算については、地元からの問い合わせがあったことを踏まえ、国土交通省に問い合わせを行ったものです。回答があった道路予算の配分額については、本年5月の自民党大田原支部の会合において、私が影響をおよぼしたかのような発言を致しました」とこれまでの経緯を説明し、ペーパーのページをめくった。
「これは一議員として地元のために一生懸命取り組んできたという思いと同時に参加者のお気持ちに応えようという思いと同時に参加者のお気持ちに応えようという思いから、事実と異なる発言をしてしまったものです。この発言については、私の不徳によるものであり、不適切だったと自覚しております。このため発言を撤回し、お詫びを申し上げた次第でございます。農林水産大臣の職責の重みを胸に刻み、二度と繰り返さぬよう自らを律し職務に全力でのぞんでまいります」と辞任する考えのない姿勢を示した。
その後、自身が国交省に問い合わせた件には「那須烏山市と那珂川町の道路予算の配分額を問い合わせたものです。問い合わせにあたり減額を求めた事実はありません」として自身の席に戻った。












