7人組グループ「WEST.」が9月30日をもって活動を終了した。2014年に関西発のアイドルグループとしてデビューし、約12年間にわたって走り続けてきたが、まさに急転直下の展開となった。気になるのはメンバーの今後だ。〝箱推し〟(グループ全体を応援すること)がなくなっても、存在感を示せるようなメンバーとは――。
グループはこの約2か月間、目まぐるしい展開を見せた。8月9日に濵田崇裕と重岡大毅が結婚を発表。しかも重岡にはすでに第1子も誕生していたというまさかの報告まであった。すると同月30日に小瀧望、藤井流星がグループからの脱退を表明。残った5人のメンバーは今後の活動をどうするか話し合いを重ねたものの、結局9月24日に活動終了を発表するに至った。
ある芸能関係者の話。
「桐山照史が25年に結婚してからグループに微妙な空気が漂い始め、その後、神山智洋、そして濵田と重岡の結婚が続きました。特に重岡は子供までいたことに他のメンバーは衝撃を受け、グループの不協和音を払拭することはできなかったそうです」
もともと「WEST.」は7人の仲良しグループとして知られていた。デビューが発表された当初は、重岡、桐山、中間淳太、小瀧の4人の構成だったが、故ジャニー喜多川氏に直談判し、周囲を説得した上で、藤井、神山、濵田を加えた7人でデビューした経緯がある。実際にメンバー間の関係性はこれまで良好だった。
芸能プロ関係者がこう明かす。
「小瀧が『7人でご飯に行くのは当たり前』と話せば、重岡も『ケンカしたことがない』と答えたこともあった。さらに24年の10周年コンサートでは藤井が『7人で10周年迎えられて良かったな』と上機嫌だったんです」
そんな〝物語〟をファンは支持していたという。
「ギクシャクしているようなグループではないことがファンに安心感を与えていました。だからこそ、『WEST.』には〝箱推し〟も多いとされます。ファンには、メンバー個々を推す〝担当〟というものがありますが、『同じグループにいるから、自分の推しがいない時は別の人を応援する』ことも珍しくありません。もちろん、グループそのものが好きというファンもいて『7人がワチャワチャしているのが楽しい』という声はよく聞きました」(同)
その〝箱〟がなくなった以上、パワーダウンは避けられないが、それでも存在感を示すことのできるメンバーは誰か。
「今年9月に初のソロアルバムを発売し、東名阪の初ツアーまで開催している神山は強い。約2万2000人を動員するそうなので大したもの。また、中間は〝政治を語れるSTARTO社アイドル〟として頭角を現してきているので、コメンテーターというカードが増えた。そして、ここにきて小瀧と藤井のユニット結成情報も取りざたされており、実現すれば既婚メンバーにうんざりしていたファンがこちらに流れる可能性もあります」(同)
小瀧は8月30日のファンクラブの有料ブログで「この決断をいつの日か正しかったと思えるように頑張るのみ」とつづったが、それぞれのメンバーが将来「正しかった」と思えるように活動するしかない。












